CentOSでChinachuを使う(1) -KTV-FSPCIEの導入-

Posted by onodai.


Chinachuを導入するまでにしたことをちょっとずつ書いていきます。
今回はCentOSでKTV-FSPCIEを使えるようにします。

必要なもの

  • CentOS 6.5
  • ゴニョゴニョして動作確認済みのKTV-FSPCIE
  • Linuxの知識

どこのご家庭にも上の2つはすでにあると思うのでここでは説明を省きます。
以下、手順です。
基本的にrootで作業します(どうせローカルだし)。

ユーザの作成

Chinachuを動かすためのユーザを追加。

# useradd chinachu  
# passwd chinachu  
ユーザー chinachu のパスワードを変更。  
新しいパスワード:  
新しいパスワードを再入力してください:  
passwd: 全ての認証トークンが正しく更新できました。  
# gpasswd -a chinachu video  
Adding user chinachu to group video  

udevルールの追加

# vim /lib/udev/rules.d/89-tuner.rules  
SUBSYSTEM=="usb", ENV=="usb_device", ATTRS=="0511", ATTRS=="0029", MODE="0664", GROUP="video"  

再起動のついでにデバイスを取り付ける。

デバイスの確認

# lsusb -d 0511:  
Bus 001 Device 003: ID 0511:0029 N'Able (DataBook) Technologies, Inc.  

こんな風に表示されればおk

必要なパッケージを導入

# yum install boost-devel gcc-c++  

ドライバのコンパイル

ここらへんからrecfsusb2nをダウンロードして解凍したものを、SCPとかで/rootに置く。(wgetでDL出来なかったので誰か方法を教えてほしい)

# cd ~/FSUSB2N/  
# make  
# cp recfsusb2n /usr/local/bin/  

動作確認

Chinachuユーザでログインして確認する。

$ recfsusb2n -bv 27 40 test.ts  

これでKTV-FSPCIEが使えるようになったはずです。
次回はChinachuのインストールについて書きますね。

comments powered by Disqus